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災害関連

災害対策としてガソリンを携行缶に入れて家に保管・備蓄したいと思い調べました。




家で災害対策としてガソリンを保管しておきたいと思い以下のサイトを参考に調べてみました。

携行缶などに入れて販売する場合は、購入者の身元確認を事業者に義務付けるということが決まりましたので、その法律が施行され次第、その手続きが必要になると思われます。(2020年年2月施行を目指しているようです。)

大船渡地区消防組合のガソリンや軽油に関する規制の早見表

クリックしてhayamihyou.pdfにアクセス

総務省消防庁のページのガソリン携行缶の安全対策について
http://www.fdma.go.jp/neuter/topics/fieldList4_14_1.html

諏訪市の消防課、ガソリンや軽油の運搬等に関するQ&A

クリックして0000009247.pdfにアクセス

大阪府のガソリンや軽油の買いだめに関する防火安全上の注意事項

クリックしてcaution_stock.pdfにアクセス

調べて分かったこと

    • ガソリン40リットル未満(軽油の場合は200リットル未満)までなら規制は受けません。(私が調べた市町村ではこのように書かれていましたがお近くの消防署に確認された方が良いです。)

※火災の発生危険が極めて高いので保管することは極力控えてください。と書かれています。

    • 消防法令の基準に適合した容器を購入して保存すること。

ガソリン携行缶・・・リンク先のページをご覧になるとわかりますが消防法適合品と書かれております。商品名内に書かれていなくても商品の個別ページの説明には消防法的適合品と書かれているものが消防法令の基準に適合した容器です。

※非常に危険なので灯油用ポリ容器やペットボトルなどにはガソリンを絶対に入れて保管しないこと)

 

  • ガソリン40リットル未満の保管では特別な資格はいらない。
  • フルサービスのガソリンスタンドで携行缶へのガソリンの給油をお願いする。セルフのガソリンスタンドでもやってくれるところがあるかもしれませんが整備工場がついてなかった場合や従業員が少ない場合は対応してくれないことが多いと思いますので、最初からフルサービスのガソリンスタンドへ行くと良いと思います。

 

実際に私の住んでいる地域の消防本部に電話をかけて聞いてみましたが、
ガソリン200リットルの5/1以上、つまり、ガソリン40リットル以上は少量危険物になるので所轄の消防署に届け出が必要とのことでしたが、それ以下つまり40リットル以下のガソリンについては、届け出の必要は無いとのことでした。日本全国同じ条件ですかと聞いてみましたが、もしかしたら市町村によっては条件が違うかもしれないとのことでしたので実際にお近くの消防署に問い合わせてみた方良いと思います。

ガソリンをガソリン携行缶に入れて物置で保管しても大丈夫?

ガソリン携行缶は、ガソリンの保管に特化した安全基準を満たした容器です。適切なガソリン携行缶を使用し、一般的なガイドラインに従って物置で保管する場合、安全性が確保される可能性が高まります。ただし、以下の点に注意してください:

1、適切なガソリン携行缶の使用:ガソリンを保管するために設計された特別なガソリン携行缶を使用してください。市販の適切な容器を選んでください。

2、換気:物置内でガソリン携行缶を保管する場合でも、換気が重要です。換気が悪い場所では、蒸気がたまり、引火の危険性が高まります。
  しっかしり蓋がしまっていればこのような漏れることはないと思いますが、何かが原因でふたが緩んで気化したガソリンが漏れる可能性もありますので、特に保管場所でガソリンのにおいがする場合は、絶対に火をその場で使用しないようにしてくださいということですね。
  保管場所でガソリンのにおいがしなければ火を使ってもよいということではありません。基本的に火気禁止です。
 
3、火気禁止:物置内にガソリン携行缶を置く際には、火気を持ち込まないようにし、物置内での火を使う作業を避けてください。

4、適切な位置:ガソリン携行缶は乳幼児やペットの手の届かない場所に置くようにしてください。

5、日光の遮断:直射日光が当たらないようにし、物置内の温度上昇を防ぐために日光の遮断を行うと良いでしょう。

6、警告ラベル:ガソリン携行缶には適切な警告ラベルを貼って、内容物を正確に識別できるようにしてください。

一般的なガイドラインに従って、適切なガソリン携行缶を使用することで、ガソリンの保管を比較的安全にすることができます。
ただし、ガソリン自体が非常に引火性が高いため、慎重な取り扱いが必要です。
不要なガソリンは長期間保管せず、必要な分だけ使用し、定期的に交換することをお勧めします。
また、地域の法律や規制にも従うようにしてください。

その他ガソリン保管についての知識

  • ガソリンは揮発性が非常に高く、蒸気は空気より重いため、低温環境下においてもガソリン携行缶の蓋を開けると可燃性蒸気が出て、地面付近に滞留し、静電気火花のような小さな火源でも火災になる可能性がある。
  • ガソリン携行缶を取り扱う場合は、周囲の安全確認とエンジン停止を徹底すること
  • ガソリン携行缶は、直射日光の当たる場所や高温の場所に置かないこと
  • ガソリン携行缶の蓋を開ける前には、エア抜きを行うこと
  • ※これをしないと気化したガソリンが噴き出したりする可能性があります。
    ※ガソリンは引火点が-45度ですので常温では気化していますので近くに火種があると引火します。
    (例えば、灯油の場合は、灯油の温度が40℃以上になると灯油の蒸気と空気との混合比率が燃焼可能な値になり、マッチなどを近づけると燃え出しますが、灯油の40度が以下では例えばマッチを近づけても燃えない。)
  • 上記の事項を実際にシールでガソリンの携行缶の目立つ位置に張って表示しておくと、実際に扱う人にわかりやすくて良い。

ガソリンの保存期間

ガソリンの寿命は保存状態が悪ければ半年くらいでダメになるようです。
※ガソリンは酸化したり揮発成分の抜けることによって、使えないレベルにまで品質が低下することがありますので、携行缶の蓋をしっかり締めて密閉して、空気に触れないようにして直射日光の当たらない、温度変化のあまりない場所におくことが必要です。

劣化したガソリンを車やバイクや発電機などに使いますと、それらが不調になったり壊れたりする可能性もありますので、廃棄の方向で考えた方が良いと思います。その見分け方は難しいと思いますので半年などの期間で交換していくというのが現実的かなと思っております。
劣化したガソリンはどうすればよいのかについてですが、ガソリンスタンドに持って行って廃棄をお願いしますと言えば廃棄してくれるようです。ガソリンの扱いに慣れたプロに任せれば安心です。

約一年間ガソリンを保存可能にするスタビル

農機が休むときに働く燃料劣化防止剤
https://agri-biz.jp/item/detail/9042
上記のウェブサイトの記事が参考になりました。
この記事内にスタビルというガソリンの劣化を防止する専用剤が紹介されています。自動車、バイク、ジェットスキー、スノーモービル、農機具、草刈機などいろいろな対象に利用できますのでとても便便利だと思います。
使用方法は、新品の燃料を満タンにし、スタビルを注入するだけで約1年間燃料を新鮮な状態にすることができるようです。
これを携行缶に応用できるかどうかは試してみるしかありませんが、約1年間も長期保存できるのは注目ですね。

最近、上記の赤線でかこまれた楽天市場へのリンクでは日本語のパッケージのスタビルが表示されますが、アマゾンやYahooショッピングで検索しますと靴とかが検索されてしまいます。
とりあえずもうしばらくこのままにしておきますが、このまま商品が無いようですと、AmazonとYahooショッピングへのリンクは外したほうがよさそうですね。

あと、AmazonとYahooショッピングでは、英語で書かれた以下の商品がありますが、STABIL製でFuel Stabilizer(フューエルスタビライザー)自体がガソリン劣化防止剤のことなので同じ効果だと思いますが、本当はパッケージが日本語で書かれている方が安心ですね。

製造年月日より3年間有効なガソリン缶詰

ガソリン缶詰は製造年月日より3年間有効と書かれておりますので、高いですが、ほかの災害用品とともに保管しておくといざという時にわかりやすくてよいですね。
※この商品は11缶と書かれておりますが、リンク先のページには4缶とか別の数量の商品も表示されていたりします。

ガソリンを運搬する時

  • 運搬容器の外部に品名ガソリンあるいは軽油あるいは火気厳禁と表示すること
  • 乗用車等(ステーションワゴン、ミニバン、ライトバン、ワンボックスカーを含む。)で運搬する場合は、運搬容器の積載個数について消防法令上の制限はありませんが、道路交通法違反の過積載に注意すること。
  • 運搬容器の取扱い中は、必ず車両のエンジンを切って、静電気等にもご注意すること
  • 運搬容器の基準、積載方法の基準に関する違反に対しては、それぞれ罰則が規定されている。

一般家庭で災害対策としてガソリンを携行缶に入れて家に保管・備蓄することについて

ガソリンを保管することに関しては、ガソリンを保管に関するホームページには「火災の発生危険が極めて高いので保管することは極力控えてください。」と書かれていますので、あまりおすすめはされていないことのようですね。

一般家庭ではあまり、ガソリンの保存なんて需要がないかもしれませんが、ガソリン式の発電機や災害時にの給油のためにガソリンを確保した方が良いと私は考えました。私の自治体ではガソリン40リットルですと届け出が必要とのことでしたので、特に規制のないガソリン40リットル未満の保管量にしたいと思っています。

ガソリン40リットル以下の保存については規制がないとはいえ、長期の保存方法としてはコンクリートの駐車場や金属でできた物置などの中に置いておくのが良いかなと思っております。

当然、マンションやアパートの部屋で保管するのはよくありませんね。ガソリンは揮発性なので室内で携行缶からガソリンが気体として漏れ出したら大変危険です。

ガソリン40リットル未満のことについて調べましたが、それ以上になってくると市町村の条例で消防機関への届出が必要になったり、消防法令で市町村等の許可が必要になったりしますので詳しくはお近くの自治体にお尋ねください。

私が調べた内容では、ご覧なさっている方の市町村の条件と比べて不十分なことや違っていることがあるかもしれませんので参考程度にご覧なさってください。そして実際にガソリンを保管される場合は、お近くの消防署等にお尋ねになると良いと思います。